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装飾装飾

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2020.12.16ひとりごとひとりごと
スタッフのひとりごと♡12/16

私には今、人生最大の(?)宇宙ブームが来ています!

11月、宇宙飛行士の野口さんの乗った『クルードラゴン』の打ち上げや、先日の『はやぶさ2』のカプセルが無事に地球に帰還したニュースには、とても興奮しました!

そして今は、ふたご座流星群や、木星と土星のおよそ400年振りの大接近に注目をしています!!

最近、体験工房のお客様のお選びになる曲が、『ジュピター』や『天体観測』、『見上げてごらん夜の星を』がなんとなく多い気がするのは、もしかしたら皆さま宇宙ファンなのかもしれない!?と、勝手に想像してちょっとワクワクしている毎日です☆

 

1977年に打ち上げらた『ボイジャー1、2号』には、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンや、日本の尺八の楽曲などを記録したゴールデンレコードと呼ばれるレコードが搭載されました。いつか地球外生命体によって、地球の音楽が聴かれるかもしれない!という果てしない夢があります。

それを改めて考えてみて、ふと、オルゴールって宇宙で鳴らせるのかな?と思いましたが、宇宙には大気が無いから音が無い!というのが現実…。

無重力でもゼンマイは巻けるようですが、音を聴くことはできないのか~という結論に至りました。野口さんとお話しする機会があったら是非聞いてみたいです!

 

当館所蔵のオルゴールの中には、星の名前の付いた作品もあります。1900年頃に作られた、スイスのディスクオルゴール『ミラ』と『ステラ』です。

ディスクオルゴール『ミラ』

 

『ミラ』は、秋の星座、『くじら座』の心臓のあたりに輝く星です。『ミラ』とはラテン語で『不思議なもの』という意味があります。その言葉がこの星に名付けられた理由は、歴史上最初に発見された『変光星』だからでしょうか。変光星とは、明るさが変わる星のことで、国立天文台のHPを見させていただいたところ、ミラは、約332日の周期で、2等から10等くらいまで明るさが変化するそうです。ミラは、一生の終わりに近い段階で、膨張と収縮を繰り返す不安定な状態にあるためとのこと…。壮大な星の一生の最後…。冬の代表的な星座、オリオン座の『ベテルギウス』も、一生の終わりが近づいている星ですね。と言っても、10万年以内 に…とのことです。

『ミラ』のある『くじら座』ですが、この『くじら』は普通のクジラではありません。とても古い星座で、ギリシャ神話にも登場します。その正体は、怪物!エチオピアの街を襲い、アンドロメダ王女に襲い掛かってひと呑みにしようとしているところを、勇者・ペルセウスによって退治されたのだそうです。アンドロメダ座やペルセウス座なども同じ秋の夜空で見ることができます。

当館の『ミラ』には、ケースの左右に、生き物の手足のような装飾が付いています。

この『怪物くじら』の手足なのでしょう…!? 低音の力強さがとても魅力的なオルゴールです♪

一方、『ステラ』は、ラテン語で、星、惑星の意味を持つ言葉です。星の瞬きのようなキラキラした高音が特徴です♪

ディスクオルゴール『ステラ』

『ステラ』内部のプレートには、名前と共に『☆』のマークも♪

120年前、どんな方が聴いていたのかな~?私のように宇宙に思いを馳せて聴いていた方がいたのなら嬉しいな~と、想像が宇宙のように果てしなく膨らみます☆☆☆🌠

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