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2019.05.10ニュースニュース
スタッフのひとりごと♡5/10

5月になり、新しい時代「令和」が始まりましたね。

10連休を思いっきり楽しんだ方、私たちのようにお仕事をして過ごされた方、それぞれの「令和」の始まりがあったことと思います。そんな特別な10連休でしたが、浜松は、もともと5月の連休というと450年以上の歴史とも言われる伝統的なお祭り「浜松まつり」がありました。子どもの誕生を祝う凧揚げに、絢爛豪華な御殿屋台の引き回し。今年は「令和」を大きく配した大凧も空高く舞い上がりました。大勢の参加者、見物客で賑わった浜松まつり。その会場からは離れたここ舘山寺も賑やかな連休でした。遊園地「浜名湖パルパル」はもちろん、「はままつフラワーパーク」ではフジの花が見ごろを迎え、夜はライトアップされ幻想的だったそうです。春から初夏へと移りゆく中、これからもたくさんの花々が楽しめます。

浜松、中でも浜名湖周辺は日照量が多く、年間を通じて花や草木などの花き栽培が盛んです。私も大好きなガーベラは生産量日本一。

菊やこでまり、トルコギキョウ、フリージア、スイートピーなど、他にも花屋に並ぶ多くの花々が生産されています。

また、最近では、浜松産の豊富な旬の食材が注目されています。「健康寿命日本一」や、かつての徳川家康の躍進も支えたとして、浜松産の旬の食材や、その食材を使った料理を「浜松パワーフード」と定義し、ホテルや飲食店などで食べられるようになっています。

生産量が多いと言えば、楽器も忘れてはいけません。なんと浜松には日本の3大楽器メーカー、ヤマハ、河合楽器製作所、ローランドの本社が揃っているのです。楽器には縁がないという方も、ハーモニカや鍵盤ハーモニカ(ピアニカ・メロディオン)は吹いたことがあるのではないのでしょうか。これらはほとんどが浜松生まれなんですよ。他にも現在、電子オルガン、電子ピアノ、シンセサイザー、管楽器、ギターなどの多くが生産されています。

時代の流れ、産業技術の発達により楽器も進化し続けています。電子オルガン、電子ピアノのように、現在は電子制御の楽器が増えてきました。そんな楽器の多種多様なご先祖様たちは、世界的にも大規模な、日本で唯一の公立楽器博物館である「浜松市楽器博物館」で見る(聴く)ことができます。一方、当館では、1880~1920年頃の作品を中心に自動演奏楽器を所蔵し、日々、音色や動き、その魅力をご紹介しています。中でも私の一番のお気に入りは「スタインウェイ・デュオアート・グランドピアノ」。1920年代にアメリカで作られた自動演奏ピアノです。

4歳からピアノを弾いてきた者としては、「スタインウェイ」のピアノは憧れの大スターも同然。20年前、入社したての私は会社の倉庫でその大スターと出会いました。「スタインウェイ」のピアノに、再生ピアノ装置の代表的メーカー「エオリアン社」が自動演奏装置を組み込んだ、空気圧制御の自動演奏ピアノです。「再生」というのは、ずばり“ピアニストの演奏の再現”です。その技術が私とこのピアノの出会いに更なる感動をもたらせました。

小学生の頃、初めて聴いたピアノのCD。そのジャケットに載っていたのは異国のおじいちゃん。おどけた表情がなんとも印象的でした。数年後、そのおじいちゃんが亡くなったというニュースを見て、日本でも知られている有名なピアニストなのだと子供心に感じていたのでした。

そのおじいちゃんとの再会(?)が「スタインウェイ・デュオアート・グランドピアノ」と重なったのですから、言葉では言い表せないほどの感動でした。そのおじいちゃんは、「ウラディミール・ホロヴィッツ」。アメリカで活躍したロシア出身の大ピアニストで、本来は“おじいちゃん”などと気安く呼んではいけない方だったのです…。

ホロヴィッツ

薄暗い倉庫の中で「スタインウェイ・デュオアート・グランドピアノ」が再現したホロヴィッツ自作自演の「カルメン変奏曲」。感動と衝撃で体が震えたあの感覚は今でも忘れられません。

 

あれから20年。開館当時は「約80年前の~」とご紹介していたピアノもまもなく100歳を迎えます。

現在、スタインウェイを始め、ヤマハ、河合楽器製作所でも、臨場感あふれる自動演奏が可能なピアノを開発、発表しています。3月にはスタインウェイが、対応アプリを通じて演奏の録音や再生、編集ができるハイテクピアノを披露しました。これから先の100年もきっと進化し続けていく自動演奏ピアノ。私が100年前のホロヴィッツの演奏に感動したように、今の時代の演奏もまた、100年後の人たちに感動を届けてくれることでしょう。

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